筆者 プロフィール(順不同)

杉山 茂

スポーツプロデューサー
番組制作会社「エキスプレス」エグゼクティブプロデューサー
1936年東京生まれ。1959年慶應義塾大学文学部卒業。同年NHKにディレクターとして入局。
名古屋支局勤務7年間を含め、スポーツ番組の制作、演出・企画を手がけ、88年夏から92年6月までスポーツ報道センター長を務めた。
ディレクター時代は、いわゆる「アマチュア」スポーツのほぼ全競技をカバー。特にマラソンなどロードレース中継やボールゲーム中継に新鮮な演出方法を試みてきた。オリンピックスタッフとしての経験は12回。また、71年「オリンピックアワー」、77年「スポーツの時代」と2回の海外取材番組は市民と現代のスポーツ潮流に視点を当てた制作で、関係者の反響を呼んだ。

80年代後半からはオリンピックをはじめ内外のスポーツの放送権ビジネスを担当。1995年4月から1998年5月まで、NHK・民放と合同による「長野オリンピック放送機構(ORTO98)」のマネージングディレクターを務める。

1998年6月1日NHK退局。以後、スポーツ評論の著述、スポーツイベントのコンサルタントなどで活躍。Jリーグ理事(1998~2002年)、2002年ワールドカップ日本組織委員会放送業務局長(~2002年7月)のほか、日本アンチドーピング機構理事、日本体育協会国体委員(改革プロジェクトチーム座長)、東京都スポーツ振興審議会会長等々、数多くの要職を務める。自身の競技歴はハンドボール。

■著書テレビスポーツ50年―オリンピックとテレビの発展 力道山から松井秀喜まで(角川書店・2003) 「スポーツ・あ・い ブラウン管からみたスポーツ」(93~96年:日本体育協会「スポーツジャーナル」連載)※本作品にて「ミズノ・スポーツライター賞」(95年度)受賞。


岡崎 満義

ジャーナリスト
元文藝春秋取締役/「Sports Graphic Number」初代編集長
1936年鳥取県生まれ。
1960年京都大学文学部哲学科卒業。同年、株式会社文藝春秋入社。
雑誌「文藝春秋」「週刊文春」「オール読物」編集部を経て、1979年新雑誌編集長(部長)となり、スポーツ専門誌「Sports Graphic Number」初代編集長として活躍。
1982年には「文藝春秋」第23代編集長に就任。
以後、編集委員長、編集総局長などを歴任。1999年リタイヤ後、フリーで活躍。
2000年度より、ミズノ・スポーツライター賞選考委員長。日本ゴルフツアー機構理事。
2005年全日本漢詩連盟創立に参加、常務理事。

■著書長島茂雄はユニフォームを着たターザンである (1983年)「豪球列伝」「豪打列伝」「助っ人列伝」「暴れん坊列伝」「巧守巧走列伝」「魔球列伝」(文春ビジュアル文庫) 「文芸春秋」にみるスポーツ昭和史〈第1巻〉全3巻 想い出の作家たち〈1〉1・2 他多数

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高田 実彦

東京中日スポーツ編集委員
1935年、長野県生まれ。
長野北高校時代新聞部に所属、ジャーナリストへの夢を抱いて活動。
卒業と同時に早稲田大学に進学したが、1956年中退。同年発刊された東京中日スポーツ新聞に入社。
レース担当記者を皮切りに、64年東京オリンピックの取材陣の一員として活躍。67年からプロ野球を担当。最初の1年間ヤクルト、2年目から巨人を担当し、V9時代とその後の巨人軍を徹底的に取材。81年報道部部長となる。新聞の編集面で凄腕を発揮すると同時に、月刊誌、週刊誌でも健筆を振るう。
現在、編集委員。

■著書
プロ野球選手その世界(恒文社)巨人軍のタブー (1977年)(桃園書房・共著) 他

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松原 明

スポーツジャーナリスト
1931年神奈川県生まれ。
湘南高校、青山学院大(英米文学科)卒業後、日刊スポーツを経て、中日新聞社へ移籍。
東京中日スポーツ創刊から勤務。プロ野球、サッカー、大リーグを担当。
渡米取材20年余。定年後もサッカーのニュース活動に参加。大リーグのコラムを掲載。サッカーのワールドカップは男女3大会連続で取材。長年の渡米の経験を生かして「大リーグ野球博物館の旅」を月刊ドラゴンズに連載。2007年3月から多くの大リーグ・ファンにノウハウを伝えたい、と、この「大リーグ博物館の旅」ブログを開設中。すでに5500回ものアクセスを得て好評。常に現場取材の姿勢で一貫しているコラムを届けています。

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大島 裕史

ジャーナリスト
1961年東京都生まれ。
1985年明治大学政治経済学部卒業。
出版社勤務を経て、93年1月から、ソウルの延世大学韓国語学堂に留学。
1994年秋、同校全課程修了。
帰国後、スポーツジャーナリストとして綿密な取材力と豊富な韓国スポーツ界の人脈を活かしたユニークな視点で、韓国スポーツ事情を各誌で発表し好評を得る。

97年、宿命のライバルとして数々の名勝負、ドラマを繰り広げた日韓サッカー史を描いた日韓キックオフ伝説―宿命の対決に秘められた「恨」と「情」(実業之日本社/集英社文庫)で、ミズノ・スポーツライター賞を受賞。地道なスポーツ取材を通して、その実像を浮き彫りにする論評には評価が高い。

他に2002年韓国への旅―FIFAワールドカップ開催10都市ガイド(NHK出版)、誰かについしゃべりたくなる日韓なるほど雑学の本 (幻冬舎文庫)(幻冬舎文庫)、韓国野球の源流―玄界灘のフィールド・オブ・ドリームス(新幹社)、近著にコリアンスポーツ「克日」戦争(新潮社)などの著書がある。

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岡 邦行

ルポライター
1949年福島県生まれ。
出版社勤務後、1976年フリールポライターとなる。野球、サッカー、ゴルフなどを中心に、プロ・アマ問わずスポーツ界全般に目配せをした丹念な取材から描き出す人物ルポは高い評価を受けている。なかでも、プロ野球の黒い霧事件と報じられ、球界を永久追放された元西鉄ライオンズ投手・池永正明を描いたノンフィクションは秀作で知られている。現在は、週刊誌、月刊誌を中心にスポーツルポルタージュを執筆活動中。

■著書
江川になれなかった男たち―ドラフト外伝、「長島茂雄をつくった男」、プロ野球 これがドラフトだ!KAZU(カズ)とJリーグ神様ジーコの遺言(メッセージ)池永正明と、その時代(以上、三一書房)プロフェッショナルの条件―仕事の“アマ”と“達人”はここが違う (ゴマブックス)(ごま書房)、野球に憑かれた男(報知新聞社)※第3回報知ドキュメント大賞受賞

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賀茂 美則

ルイジアナ州立大学社会学部准教授
1958年東京都生まれ。
東京大学文学部社会学部卒業後、商社勤務を経てワシントン大学で社会学修士、博士号取得。1989年よりルイジアナ州立大学准教授となる。
アトランタ五輪では通訳、長野五輪ではORTO98(国際映像制作チーム)に所属し、国際放送センターニュースの編集を担当する。2001年コンフェデレーションズカップ・サッカーでは国際映像制作、2002年W杯日韓大会では組織委員会に所属し、国際映像関係の会場担当を受け持つ。
アメリカで少年サッカー、少年野球の監督やマネージャーの経験が長く、独自の視点からのスポーツコラムを提供する。

■著書
アメリカを愛した少年―「服部剛丈君射殺事件」裁判(1993年、講談社)、日本、よいしがらみ悪いしがらみアラン・ミラーと共著(2002年、日本経済新聞社)、家族革命前夜(2003年、集英社インターナショナル)

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須田 泰明

びわこ成蹊スポーツ大学教授
1941年東京都生まれ。
慶應義塾大学経済学部、同新聞研究所を卒業後、1965年毎日新聞社に入社。1969年から運動部で陸上競技、日体協、五輪など一貫してアマ競技を担当。五輪取材は1972年札幌から夏・冬合わせて2000年シドニーまで10回を数える。
1990年同社運動部長、1993年論説委員を歴任し、1996年よりスポーツニッポン新聞社編集委員。この間、日本運動記者クラブ幹事長、日本オリンピック委員会理事、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所非常勤講師を歴任。1992年と1994年には、五輪の紙面製作に対し、ミズノ・スポーツライター賞受賞。2003年より現職。

■著書
37億人のテレビンピック―巨額放映権と巨大五輪の真実(創文企画)

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高山 奈美

スポーツライター
1971年東京都生まれ。
1994年から2000年まで、(株)スポーツイベントにてライター兼フォトグラファーとして主にバスケットボール、ハンドボールの世界選手権、アジア選手権、および国内大会などをリポート。2001年よりフリーランスとして始動。文藝春秋「Number」での執筆をはじめ、アサヒグラフ「PERSON」で女性アスリートの肖像を連載。その他、球技をはじめ、陸上競技、水泳、ウィンタースポーツなどメジャースポーツからマイナースポーツまで幅広いジャンルのスポーツをカバーしている。

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谷口 源太郎

スポーツジャーナリスト
1938年鳥取県生まれ。
早稲田大学中退。講談社、文芸春秋の雑誌記者などを経て、現在、フリーのジャーナリストとして数々の雑誌で活躍。
スポーツを社会的な視点から捉えた切れ味のいい文章には定評がある。中でも、98年の長野冬季オリンピックの招致問題では、コース開発による自然破壊とJOC会長堤義明氏が経営するスキー場との関わりで大論陣をはり、堤義明JOC会長辞任劇の真相を暴いたことで知られる。特に、スポーツビジネスの分野における調査、分析力は出色。東京新聞夕刊連載「ウォッチング<スポーツの広場>」にて1994年度ミズノ・スポーツライター賞受賞。

■著書
スポーツを殺すもの(花伝社)、日の丸とオリンピック(文藝春秋)、冠スポーツの内幕―スポーツイベントを狙え (Nikkei Neo Books)(Nikkei Neo Books)、堤義明とオリンピック(三一書房)、スポーツの真実(三一書房)、巨人帝国崩壊―スポーツの支配者たち(花伝社) 他

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中村 敏雄

元広島大学教授
1929年香川県生まれ。
東京教育大学体育学部卒業後、筑波大学附属高校教諭、山口大学教授、広島大学教授、四国学院大学教授、など教壇に立つ傍ら、スポーツを社会的、歴史的、文化的な視点で捉え鋭い文明批評を展開するなど、スポーツ研究、教育の枠を越えた著作・評論活動で活躍。なかでも、「オフサイドはなぜ反則なのか」や「なぜラグビーボールは楕円形なのか」はスポーツ学のバイブルと言われるほどの名著として評価を受けている。現在、「現代スポーツ評論」(創文企画)編集代表を務める。

■著書
近代スポーツ批判 (1968年) (三省堂新書)(三省堂)、スポ-ツとは何か (ポプラ・ブックス)(ポプラ社)、スポーツの風土―日英米比較スポーツ文化 (PH選書)(大修館書店)、「体育実践の見方・考え方」(大修館書店)、オフサイドはなぜ反則か (三省堂選書 119)(三省堂)、「体育の実験的実践」(創文企画)、メンバーチェンジの思想―ルールはなぜ変わるか(平凡社)、スポーツルールの社会学 (朝日選書)(朝日新聞社)、日本的スポーツ環境批判(大修館書店) 他多数

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師岡 亮子

スポーツジャーナリスト
1956年神奈川県生まれ。
上智大学外国語学部卒業後、1989年NHK衛星スポーツの通訳・翻訳となり、アメリカ・メジャースポーツの番組や記事翻訳および取材に携わる。また、NFLスーパーボウル、MLBワールドシリーズ、NBA公式戦の現地コーディネーターを務めるなど、数多くのワールドワイドのスポーツ中継現場に立つ。
現在は、フリーランスでスポーツ番組、雑誌記事などの翻訳およびコラム執筆の傍ら、数少ないノルディックスキー専門のジャーナリストとして、その活躍の場は海外に及ぶ。訳書はNBA関連の他にも、エッセイ、小説まで多数。ミズノ・スポーツライター賞選考実務委員会委員。

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今城 力夫

フォトジャーナリスト
1939年、台湾台中市生まれ。
1961年、UPI通信社(米国)東京支局写真部入社。
東京写真部長(1968)、香港写真部長(1971)を経て、1978年にアジア・パシフィック写真局長就任。
1984年、AFP通信社(仏国)入社。国際写真局開設に伴いアジア太平洋地区担当として参画。
1996年、AP通信社(米国)ワイドワールドフォトズ(現AP Images)入社、ディレクター。2007年11月AP Imagesを退職し、現在フリー・フォトジャーナリスト。
ベトナム戦争(1967年秋~1968年春)、米国大統領等各国要人のアジア訪問、東京サミット、アフガニスタンのソビエト侵攻、1970年以降の中国など、1961~1980年代のアジア太平洋地区主要ニュース取材の殆どに関わる。
オリンピック取材:札幌オリンピック(1972)、東京(1964)、メキシコ(1968)。またテヘラン・アジア大会取材。
1988年ソウル・オリンピック代表写真取材(IOPP)役員。
1990年IOC総会と1991年世界陸上(共に東京開催)で報道委員。

連載コラム:1992年から1996年迄季刊誌総合ジャーナリズム研究に「在日外国人記者が見た-日本のジャーナリズム」を執筆。

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辛 仁夏(しん いな)

フリージャーナリスト
1967年東京生まれの横浜育ち。
1991年大学卒業後、東京新聞運動部に所属し、スポーツ記者として活動を開始。テニス、サッカー、体操、卓球、バレーボール、フィギュアスケートなどのオリンピック種目からニュースポーツまで幅広く取材。各競技の世界選手権、アジア大会など、海外にも足を運ぶ。
2000年秋から1年間、韓国に語学留学。帰国後、フリーランス記者として活動の場を開拓中。2008年、韓国のスポーツポータルサイトに定期的にコラムを連載。

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滝口 隆司(たきぐち たかし)

毎日新聞運動部記者
1998年長野五輪ではスピードスケート、2000年シドニー五輪では柔道を主に担当し、04年アテネ五輪では取材班キャップ。この他、サッカー、プロ野球、アマ野球、大相撲、ラグビーなど幅広く担当。06年4月から大阪本社運動部で高校野球をカバーし、08年10月から東京本社運動部に復帰。09年4月から運動部デスク。10~11年はフェリス女学院大学の非常勤講師(スポーツ文化論)も兼務。12年ロンドン五輪では担当デスクとして現地で取材班のまとめ役を務めた。

著書にスポーツ報道論―新聞記者が問うメディアの視点(創文企画)

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大坪 正則(おおつぼ まさのり)

帝京大学経済学部教授
1947年生まれ 佐賀県唐津市出身
1970年 西南学院大学商学部卒業、伊藤忠商事株式会社入社
1988年 NBAプロジェクトマネジャー(NBAとのライセンス契約締結)
1990年 NBA公式戦開幕試合実施(史上初の北米大陸以外での開催)
1998年 伊藤忠株式会社退社
1999年 株式会社ニッポンスポーツマネジメント設立、株式会社大広顧問(2004年3月終了)
2000年 ニッポン放送スポーツ部とコンサルタント契約(2001年9月終了)、ヤクルト球団とコンサルタント契約(2001年3月終了)
2004年 帝京大学非常勤講師(スポーツ経営学)
2005年 帝京大学経済学部教授
現在 帝京大学経済学部環境ビジネス学科教授 、BJリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)アドバイザー

<著書> メジャー野球の経営学 (集英社新書)(集英社新書)、プロ野球は崩壊する!―スポーツビジネス再生のシナリオ(朝日新聞社)など

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早瀬 利之(はやせ としゆき)

作家
1940年12月、長崎県生まれ
1963年 鹿児島大学卒業
1975年 雑誌記者、「アサヒゴルフ」編集長を経て、文筆業へ
『タイガー・モリと呼ばれた男』(スキージャーナル社)で第2回ミズノスポーツライター賞受賞
剣道五段

<著書>右手―鬼才・戸田藤一郎の生涯(学習研究社)、『伝説のフェアウェイ』(南日本新聞社)、昭和武蔵 剣聖・中倉清の生涯 (南日本ブックス)(南日本新聞社)、気の剣―剣聖十段斎村五郎(スキ-ジャ-ナル)、遼、走る―石川少年マスターズへの道(元就出版社)など

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五味 幹男(ごみ みきお)

スポーツライター
1974年、千葉県生まれ。千葉大学工学部卒業。
IT関連の会社員を経て、フリーライターに。サッカーを中心にスポーツ、ビジネス分野で雑誌などで執筆。4年間にわたりワッツ・ミサカと日系二世たちの生き様を追った書が、初の本格的ノンフィクション作品となる。

<著書>日系二世のNBA(出版芸術社)、サッカープレー革命(カンゼン・刊)

尾崎 和仁(おざき かずひと)

フリーライター
1960年埼玉県川越市生まれ。埼玉大学教養学部卒業。
2013年まで広告会社(株)アサツーディ・ケイに勤務し、日本オリンピック委員会などを担当した。
2014年からフリーランス。主にサッカー、バスケットボール、オリンピックを中心にスポーツ全般に目を向けている。

桂川保彦(かつらがわやすひこ)

1944年岐阜県生。美津濃(現ミズノ)において営業、企画生産、販売促進、世界ナンバーワン水着SPEEDOのマーケティング統括、社長室長、財団事務局長など経験、76年モントリオールはじめ五輪大会、アジア大会、ユニバーシアード大会、各種世界選手権大会等における販売促進業務に携わる。
国内では日本体育協会、JOC、競技団体等との交渉・契約を担当。SPEEDO担当時代は水連はじめ関連団体との交流を深め、ジュニアオリンピック、日中水泳など新規事業の企画と立ち上げを実現した。2004年東亜大学サービス産業学部教授、2008年帝京平成大学現代ライフ学部教授就任、江戸川大学客員教授を兼ねる。
専門はスポーツ産業論。

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