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IAAF 国際グランプリ プラハ 女子 走り幅跳び 花岡麻帆

(C)photo kishimoto

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vol.257-1(2005年 6月29日発行)
松原 明/東京中日スポーツ報道部

「ワールドカップへあと1年」

杉山 茂/スポーツプロデューサー
  〜「薬」でこじれるサッカーとオリンピックの仲〜
岡崎 満義/ジャーナリスト
  〜福原愛選手のみごとな中国語〜
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「ワールドカップへあと1年」
松原 明/東京中日スポーツ報道部)

 ドイツのコンフェデレーション杯に出場していた、日本代表サッカーは、ブラジルに引き分け、決勝トーナメントには進めず、帰国した。

 本大会出場前の大事な公式戦。他の国では経験出来ない、本場の会場で真剣勝負ができたのは貴重な体験だった。

 だが、日本では、ブラジルを追いつめたような錯覚を起こしている人が多いが、彼らが勝負に出た前半は、全く世界が違うようなワザの差を見せつけられ、優劣は歴然だった。

 2002年の日韓大会は欧州の代表が、国内リーグの疲労が取れないまま始まり、フランスの1次リーグ全敗を始め、波乱の連続。

 韓国の梅雨事情を考慮して、開幕が早まりアジアの気候に慣れない遠征した国の不利は明らかだった。

 今回はFIFA(国際サッカー連盟)から「リーグ終了後に代表は休養を」と、指令され、彼らは万全の準備で大会を迎える。

 ドイツ大会は参加32か国が8組に分かれて1次リーグを行うので、日本は2002年と同じ欧州代表が2か国入る(欧州は14か国)のではないか、と予測される。

 今度の日本は逆の立場。1年間の調整期間があるのは有利だが、この間、親善試合しかできず、真剣勝負の試合がない。せっかく、コンフェデレーション大会でつかんだ、世界の迫力を忘れてしまうのではないか、と心配になる。

 あの、ブラジル、メキシコのプレーは、日本のJリーグでは体験できないすごさだからだ。この1年間、過大な期待を背負って、ブラジル、メキシコの域に果たして迫れるだろうか?

 日本は今回のプレーで欧州各国に研究されたに違いない。1年は長いようで、あっという間にやって来る。


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