第26回ミズノスポーツメントール賞

第26回ミズノスポーツメントール賞発表(2016年3月8日)
2015年度 第26回 ミズノスポーツライター賞 受賞作品はこちらをご覧ください

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「2015年度 ミズノ スポーツメントール賞」受賞者決定

 (公財)ミズノスポーツ振興財団では、(公財)日本体育協会、(公財)日本オリンピック委員会と共催で、1990年度より「ミズノ スポーツメントール賞」を制定しています。この賞は、我が国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的に制定したものです。
 3月8日(水)、ザ プリンスさくらタワー東京で2015年度選考委員会を開き、受賞者を以下の通り決定いたしました。
 なお、この「ミズノ スポーツメントール賞」の表彰式を4月22日(金)にグランドプリンスホテル新高輪で行います。

【ミズノ スポーツメントール賞 ゴールド】(トロフィー、副賞200万円)
 佐々木 則夫氏 (日本サッカー協会 日本女子サッカー代表監督)

【ミズノ スポーツメントール賞 シルバー】(トロフィー、副賞各100万円)
 山ア 浩子氏 (日本体操協会 新体操強化本部長)
        小野里 順子氏 (群馬県 スポーツプログラマー 上級指導員)

【ミズノ スポーツメントール賞】(トロフィー、副賞各50万円)
 小坂 忠広 氏 (日本陸上競技連盟 強化委員会 競歩部副部長)
 大本 洋嗣 氏 (日本水泳連盟 水球ナショナルチーム日本代表 男子監督)
 呉 光憲 氏 (日本卓球協会 日本女子ジュニアナショナルチーム監督)
 金丸 雄介 氏 (全日本柔道連盟 シニアコーチ)
 小野寺 亮二 氏(日本カーリング協会 2015年度日本代表チームコーチ・強化委員)
 照沼 一美 氏 (茨城県 バレーボール 上級指導員)
 蜂谷 將史 氏 (神奈川県 ラグビー等 スポーツドクター)
 内田 建也 氏 (山梨県 剣道 指導員 アシスタントマネージャー)
 河野 邦夫 氏 (大阪府 サッカー ジュニアスポーツ指導員)
 柚木 脩 氏 (岡山県 スポーツドクター)


名 称 2013年度 ミズノ スポーツメントール賞
目的及び
選考基準 過去継続して我が国における優秀選手の育成に努めた指導者およびその周辺の指導者、ならびに長年にわたり継続して地域スポーツの振興に尽力した指導者の顕彰
選考委員:委員長  竹田 恆和 氏((公財)日本オリンピック委員会 会長)
     委 員  上治 丈太郎 氏((公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 参与)
      〃   監物 永三 氏((公財)日本体育協会 副会長)
      〃   岡崎 助一 氏((公財)日本体育協会 副会長)
      〃   大野 敬三 氏((公財)日本体育協会 常務理事)
      〃   橋本 聖子 氏((公財)日本オリンピック委員会 常務理事)
      〃   尾崎 正則 氏((公財)日本オリンピック委員会 理事)
    ※順不同 

対象者 国内外を問わず我が国の競技スポーツの指導者および地域スポーツの指導者

受賞者及び 選考理由

■佐々木 則夫(ささき のりお)氏 57歳(1958.5.24生)
(日本サッカー協会 日本女子サッカー代表監督)
 2008年に日本女子代表監督に就任。2011年FIFA女子ワールドカップ(ドイツ)では男女を通じて初の優勝、2012年第30回オリンピック競技大会(ロンドン)では男女を通じて初の準優勝、2015年FIFA女子ワールドカップ(カナダ)では準優勝と、ワールドカップ、オリンピック3大会連続でチームを決勝に進出させたことは快挙である。
 特に2011年FIFA女子ワールドカップ(ドイツ)での優勝は、東日本大震災被災地の方々、そして多くの国民に勇気と希望を届け、その後、被災地にてサッカースクールや講演を継続的に実施し、2015年からはJヴィレッジ(福島)の「復興サポーター」に就任し、その活動に積極的に取り組んでいる。
【指導した主なチーム】
'11 FIFA女子ワールドカップ(ドイツ)優勝
'12 第30回オリンピック競技大会(ロンドン) 準優勝
'13 女子東アジアカップ(韓国)準優勝、'14AFC女子アジアカップ(ベトナム)優勝、第17回アジア競技大会(仁川)準優勝
'15 FIFA女子ワールドカップ(カナダ)準優勝、女子東アジアカップ(中国)3位

■小野里 順子(おのざと じゅんこ)氏 60歳(1955.6.4生)
(群馬県 スポーツプログラマー 上級指導員)
 1994年から沼田市体育指導員として、地域住民を対象に、エアロビックをはじめとする健康スポーツ全般の指導に携わって以降、1998年からは群馬県スポーツ協会登録の健康スポーツ指導者として県内各市町村を広範に巡回し、親子体操・高齢者体操・軽スポーツなど幅広いニーズに応え、幼児から高齢者、そして障害者まで、様々な地域住民を対象として、現在まで21年間、精力的な指導活動を継続し、地域住民の笑顔を増やしてきた。
 さらに、現場における指導実践のみならず、後進の指導はもとより、群馬県スポーツ推進審議会委員や群馬県スポーツ協会理事をはじめ、現在も多くの団体の要職を務めており、群馬県のスポーツ界において唯一無二の人材と言える存在になっている。

■山ア 浩子(やまさき ひろこ)氏 56歳(1960.1.3生)
(日本体操協会 新体操強化本部長)
 2001年から新体操強化選手の指導にあたり、2004年に北京オリンピック強化委員会新体操強化本部長に就任。2005年から団体種目に特化した強化を行い、2012年第30回オリンピック競技大会(ロンドン)では団体種目で2大会ぶりの決勝進出、7位入賞を果たした。 個人種目においては第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)、第32回オリンピック競技大会(東京)の2大会出場を狙える1997年生まれ以降の選手をターゲット世代として、特化した強化を行うなど、個人・団体両種目での強化を図り、2015年世界新体操選手権シュトゥットガルト大会では、団体総合において5位入賞、3大会連続のオリンピック出場権を獲得、団体総合種目別リボンでは40年ぶりのメダル獲得(銅メダル)を果たし、2016年の第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)でのメダル獲得を目指して精力的に強化にあたっている。
【指導した主なチーム】
'12 第30回オリンピック競技大会(ロンドン)団体総合7位入賞
'15 世界新体操選手権(シュトゥットガルト)大会 団体総合5位入賞、団体総合種目別リボン銅メダル獲得

■小坂 忠広(こさか ただひろ)氏 56歳(1960.2.10生)
(日本陸上競技連盟強化委員会 競歩部副部長)
 日本陸上競技連盟強化委員会委員として、1997年より現在に至るまで長期間に渡り強化事業推進に従事し、日本競歩界の発展に尽力した。
 2014年第17回アジア競技大会(仁川)で金メダルを獲得した谷井孝行選手を指導し、2015年世界陸上競技選手権大会(北京)において、日本の競歩史上初のメダルを獲得した。2016年第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)においても、メダル獲得が期待される種目の一つとなっている。
【指導した主な選手】
 ・山崎 勇喜  '05 第10回世界陸上競技選手権大会(ヘルシンキ)男子50km競歩8位
 ・渕瀬真寿美 '10 第16回アジア競技大会(広州) 女子20km競歩2位
 ・谷井 孝行  '14 第17回アジア競技大会(仁川) 男子50km競歩1位
        '15 第15回世界陸上競技選手権大会(北京) 男子20km競歩3位

■大本 洋嗣(おおもと ようじ)氏 48歳(1967.6.26生)
(日本水泳連盟 水球ナショナルチーム日本代表 男子監督)
 2012年1月に日本代表監督に就任。新たな戦術であるパスライン・ディフェンスを4年かけて確立し、1984年以来32年ぶりとなるオリンピック出場権の獲得という快挙を成し遂げた。持ち前の指導力と人望で選手の信頼を勝ち取り、戦術を成熟させていった。第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)に向け、高い分析能力と指導力を発揮し、好成績を挙げることが期待される。
【指導した主な選手】
 ・水球男子ユース日本代表チーム'09 アジアエイジ選手権 優勝
 ・水球男子日本代表チーム '13第27回ユニバーシーアード競技大会(カザン) 6位
 ・日本水球男子ナショナルチーム'15 アジア選手権優勝

■呉 光憲(おう こうけん)氏 45歳(1970.9.9生)
(日本卓球協会 日本女子ジュニアナショナルチーム監督)
 2009年から日本女子ナショナルチームコーチ、2013年からジュニアの監督を務め、次世代の日本代表選手を育て日本の卓球強化に大きく貢献。強化合宿で技術だけでなく教育という観点からも意識改革を行い成績に結びつけた。
 伊藤美誠選手は、2015年世界ランキング(12月)で11位となり、福原愛選手と石川佳純選手に続く急成長を遂げ、2015年ITTFワールドツアードイツオープンでは、14歳152日で史上最年少優勝、世界卓球2015蘇州大会においても、シングルスでベスト8となり日本史上最年少記録を14歳192日で更新、第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ)の団体戦の代表内定選手になるまで成長させた。平野美宇選手も2015年世界ランキング(12月)で16位となり、伊藤美誠選手と同様、世界卓球2015蘇州大会のシングルスとダブルスの日本代表となり、シングルスでベスト32の成績を収めるほどに成長させた。浜本由惟選手は、ナショナルチームトップ選手を破り、2016年世界選手権代表権を獲得させる等、今後もジュニア選手の育成に大きな期待が寄せられている。
【指導した主な選手】
 ・伊藤 美誠 世界選手権蘇州大会(個人戦)/女子シングルス ベスト8・女子ダブルス ベスト16、ITTFワールドツアー2015グランドファイナル/女子ダブルス準優勝
 ・平野 美宇 世界選手権蘇州大会(個人戦)/女子シングルス ベスト32・女子ダブルスベスト16、ITTFワールドツアー2015グランドファイナル/女子ダブルス準優勝
 ・浜本 由惟 第21回アジアジュニア卓球選手権大会/女子団体準優勝、ITTFワールドツアー2015グランドファイナル/女子アンダー21準優勝

■金丸 雄介(かなまる ゆうすけ)氏 36歳(1979.9.14生)
(全日本柔道連盟 シニアコーチ)
 2008年からは全日本の男子コーチとして、73s級及び81s級を担当し、73s級中矢力選手(2011年、2014年)、73s級大野将平選手(2013年、2015年)、81s級永瀬貴規選手(2015年)とほか3名の世界チャンピオンを誕生させた。また、所属でも、平岡拓晃選手 (ロンドンオリンピック2位)、ヌンイラ華蓮選手(2014年世界選手権大会2位)など、国際舞台で活躍する多くの選手を指導育成し、2020年東京オリンピックに向けて更なる活躍が期待される。
【指導した主な選手】
 ・大野 将平 '13 世界選手権大会男子73s級優勝、'15世界選手権大会男子73s級優勝
 ・中矢 力  '11 世界選手権大会男子73s級優勝、'14世界選手権大会男子73s級優勝、
       '15 世界選手権大会男子73s級2位、
       '12 第30回オリンピック競技大会(ロンドン)男子73s級2位
 ・永瀬 貴規 '14 グランドスラム東京男子81s級優勝、'15ワールドマスターズ男子
         81s級優勝、'15世界選手権大会男子81s級優勝
 ・平岡 拓晃 '12 第30回オリンピック競技大会(ロンドン)男子60s級 2位
 ・ヌンイラ華蓮 '14 世界選手権大会女子70s級 2位

■小野寺 亮二 (おのでら りょうじ)氏 55歳(1960.12.13生)
(日本カーリング協会 2015年度日本代表チームコーチ・強化委員)
 日本の女子カーリングがアジアの覇権を新興の中国に明け渡してから10年、ついに王座を奪回したことは快挙である。2004年より北見市常呂町に於いて女子小学生チームの指導にあたり選手の成長とともに実績を積み上げ国内有力チームに引き上げた。同郷の同年代先輩選手が所属するチームの後塵を排しながらも今回の快挙を成し遂げたのは同コーチの指導力によるところが大きい。1998年長野大会でオリンピック正式競技として採用され、歴史が浅い競技だが、2006年トリノ・2010年バンクーバー・2014年ソチの3大会に育てた選手が複数出場しており、今後もその指導力が期待される。
【指導した主な選手・チーム】
 ・LS北見 '12、'14 パシパシフィックアジア選手権日本代表決定戦 準優勝
       '15 パンパシフィックアジア選手権日本代表決定戦 優勝
       '15 パシフィックアジアカーリング選手権 優勝
 ・本橋 麻里 '06 トリノオリンピック 7位、'10 バンクーバーオリンピック 8位
 ・吉田知那美・小野寺佳歩 '14 ソチオリンピック 5位

■照沼 一美(てるぬま かずみ)氏 75歳(1940.7.15生)
(茨城県 バレーボール 上級指導員)
 1977年から茨城県ママさんバレーボール連盟茨城町地区の各クラブへの巡回指導に携わり、同地区におけるバレーボールのチーム設立・普及・発展に尽力してきた。当初 5チーム程度であったチーム数は、現在では20チームにまで増加し、リーグ戦を開催するまでに至った他、その後も巡回指導の対象を広げ、バレーボール競技者・愛好者を増やし続け、茨城県内におけるバレーボール競技の普及・発展を中心に、地域のスポーツ振興に大きな功績を残した。
 また、現場における指導のみならず、1998年からは茨城県スポーツ指導者協議会において、理事長や会長を歴任するとともに、1992年からは茨城県クラブバレーボール連盟、2005年からは茨城県バレーボール協会においてもそれぞれ副会長や会長をはじめとした要職を務め、茨城県内のバレーボール競技における普及・発展に大きく貢献した。

■蜂谷 將史(はちや まさし)氏 71歳(1944.9.26生)
(神奈川県 ラグビー等 スポーツドクター)
 1981年に神奈川県体育協会スポーツ医科学委員会委員に就任し、1987年からは関東学院大学ラグビー部ドクターとしてスポーツの現場に携わってきた。1989年からは国民体育大会の神奈川県選手団帯同ドクターとして、選手を対象とした医事指導・相談を担うとともに、現在まで26回、選手団に帯同している。また、国民体育大会出場選手の運動生理も含むメディカルチェックにおいて、一般の病院でも受診できる体制整備に大きく貢献した。
 現場における指導のみならず、神奈川県医師会健康スポーツ医部会幹事として、神奈川県体育協会と神奈川県医師会におけるスポーツ医学サポートの役割分担を主導するなど、組織間の連携にも尽力したほか、スポーツ指導者や愛好者向けの「スポーツ医科学ハンドブック」の執筆に携わるなど、神奈川県のスポーツ医学分野における振興・普及に貢献している。

■内田 建也(うちだ けんや)氏 76歳(1939.12.25生)
(山梨県 剣道 指導員 アシスタントマネージャー)
 甲府市内の舞鶴城公園内武徳殿において、青少年を対象とした剣道の指導に携わった後、石和町誠和剣友会の創設に参加し指導にあたるとともに、山梨大学剣道部コーチや甲府工業高校剣道部の外部指導者を務めた。また、1974年には伊勢剣道スポーツ少年団、1983年には朝日剣道スポーツ少年団をそれぞれ創設し、現在に至るまで2つの少年団で指導を行い、少年期のスポーツ環境の整備に精力的に携わり、55年間もの永きにわたって、青少年の健全育成に尽力するとともに、地域におけるスポーツ活動の充実・活性化に寄与してきた。
 さらに現場における指導のみならず、甲府市スポーツ少年団本部長、山梨県スポーツ少年団副本部長等を歴任し、山梨県における青少年のスポーツ活動に大きく貢献した。

■河野 邦夫(かわの くにお)氏 76歳(1940.1.1生)
(大阪府 サッカー ジュニアスポーツ指導員)
 1964年から天王寺スポーツ少年団において、サッカーを中心とした指導に携わって以来、スポーツ少年団の理念を深く理解し、スポーツが青少年の人格形成に果たすべき役割を常に念頭において、現在まで51年間もの永きにわたり、昼夜を分かたず誠心誠意の指導活動を実践し、多くのスポーツ大好き少年・少女を育ててきた。
 また現場における指導のみならず、1982年から大阪市スポーツ少年団の副本部長、本部長を歴任するとともに、1983年からは大阪府スポーツ少年団の代議員、理事、副本部長、本部長も歴任し、大阪市及び大阪府におけるスポーツ少年団の育成・発展に寄与してきた。2010年からは大阪体育協会理事となるなど、現在もこれらの要職を全力で務めており、広い視野で物事を捉え、組織をまとめ、運営する卓越した手腕は高く評価されている。

■柚木 脩(ゆずき おさむ)氏 71歳(1944.5.7生)
(岡山県 スポーツドクター)
 1979年に岡山県体育協会スポーツ相談室相談員として、アスリートのみならず広く一般愛好者までも対象としたスポーツ相談室事業に携わって以降、1981年には岡山県体育協会スポーツ医・科学事業に委員として参画し、現在も続くスポーツ相談室事業の基盤整備及び発展に主導的な立場で携わった。現在まで36年にわたり一貫して県民を対象としたスポーツ相談や国民体育大会選手団のメディカルチェック、選手団帯同ドクターなど、岡山県におけるスポーツ指導者の中心的存在として活躍し、スポーツ実践者が抱える傷害・障害の悩みを解消してきた。
 また日本体育協会公認アスレティックトレーナー岡山県協議会の設立にも尽力し、初代会長を務めた。現在も後進の育成に精力的に取り組みながら、スーパーバイザーとしてアスレティックトレーナーの養成・指導に奮闘している。

 ※受賞者の方々の年齢は2016年3月8日現在のものです。

(お問合せ先)
  http://www.mizuno.co.jp/zaidan/toi/index.html

過去の受賞記録
公益財団法人 ミズノスポーツ振興財団 のミズノスポーツメントール賞サイトをご覧ください

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